秋の哀愁 マコト

差し込む陽射しの温もりに感覚が反応する
　
もう冬だという先入観の落とし穴は入り口を広げてボクをつかんで離さない

なぜだか自然と身構えてしまうような生活の中で、ふと哀愁を帯びた秋が確かに目の前に現れた


現実に現れた


紅葉を見に行ったんです
秋の最大奥義といっても過言ではないと思うんです

１番の見せ場
主役です

真っ赤に染まった秋の化身
そりゃもう素晴らしい
立派な赤色
こんなにも赤くなるかい？と思うくらいの赤加減

その紅葉が袋詰めされちゃった
パンパンに詰められちゃった


悲しい


悲しさが溢れてる

そんな哀愁がボクは好きです
冬の仕業か？
冬が嫉妬してるのか？


そんな哀愁がボクは好きです